April 03 2020 Friday at 01:01 PM


日本のみなさん この英文のあとに日本語があります。

1st Place – Reio Ono – Suzuki Selpet 50cc Racer

At home with rigors of the Build Off, it was Reio Ono’s 2015 third place win spurred him to return this year. Going back to the drawing board, this time he’s honed his skills and created a machine to be campaigned against the Deus Firefly in a local under 60cc vintage race series.

The bare-bones 1961 Suzuki Selped 50 masterpiece is a parred back expression of minimalist steam punk. Its press metal frame was stripped of even paint in search of weight savings. An aluminum seat pan of Ono’s own design was hand beaten, ribbed then upholstered in a single layer of edge stitched, full grain tan leather (seat padding has no place on the podium we’re guessing).

Its fuel cell was made from the outer surfaces of a junk tank lying at the back of his workshop, cut and welded together. Its race number boards are recycled aluminum registration plates, lightly curved by English wheel to stop them flapping at speed while a hand crafted expansion chamber helps eek out every last fraction of a horsepower from the overhauled 50cc two stroke engine.

Embodying the spirit of “creating the most from the least” the most expensive element of the build – a fresh set of race compound tyres and the $125 donor machine itself.

2nd Place – Makoto Nakazawa – Honda TL50 Board Tracker

The venerable Honda CB50 engine has been around since the 1970s and we’ve seen it successfully slung into everything from mini-motocrossers to go carts. Nothing to date, however, prepared us for the draw dropping clean lines of Nakazawa’s hand built homage to board track. Out shining a bevy of machines more than 20 times its capacity to take home 2nd place, its perfectly proportioned frame cradles a one-off tank finished in luscious vintage red. Most of the components are typical garden variety origin, repurposed hubs, rims, bars and saddle, but it’s the way this builder has curated the collection to acheive a whole far far greater than the sum of its parts that had our judges scribbling feverishly in their note books.

3rd Place – Ryo Denda – Honda GB250

Most of us have had those moto projects that start full of vision and promise, only to fizzle and fade. A part on back order, a tricky solution left unresolved or funds being appropriated by more pressing needs. So when Ryo Denda talked to us of his build taking several years our judges smiled knowingly, for his GB250 based machine sports nothing less than a monocoque type spine frame of his own design, fabricated by hand, from sheet steel, a trellis rear sub-frame, ridged mount rear swing arm, dual fuel cells and a plexiglass seat. A raw, creative adventure, this moto smashes genres, mashes up materials and manufacturing processes and most of all, goes to illustrate how far a builder can go when they ignore fear.

People’s Choice Under 250cc – Ken Ritsuno - Original

Original is an interesting word, but one rarely used in the true sense of the word, but it is the ONLY word we’ve got to describe our sub 250cc People Choice winner for 2016. While the design proportions are openly inspired by 1913 Harley Davidsons, the path taken to get there is something else. A US sourced agricultural motor, turned on its end, a springer front end borrowed from a bicycle and key components beefed up to handle the load, mountain bike brakes, rip cord starting procedure (demonstrations on the day were crowd pleasing to say the least), a hand-made frame and stainless tank plus an open carb bell mouth wide enough to risk sucking in wildlife on narrow mountain roads. Custom motorcycling at its finest - What’s not to love! In fact, when he had finished the build, Ritsuno loved the machine so much he’s made three more with various engine and colour schemes to keep this one company.

People’s Choice Over 250cc – Kenji Heianzan GL500

Honda’s plastic maggot has enjoyed somewhat of a Cinderella story in alt-moto building circles in current years and while the GL was arguably the CX’s pretty sister, it was still no stunner. Thankfully Kenji Heianzan found this one and decided a make-over was in order. The result of his hard work is the lovable little transverse V-Twin shown here. Its reworked Yamaha tank, Marzocchi rear shocks and meaty vintage vibe rubber made for a combo that stole enough hearts amongst our 1500 strong crowd to see it take out the people’s choice over 250cc capacity award on the day.

1位 小野令夫 /オノ レイオ 1961 スズキ・セルペット 52MD 昨年のBBO東京大会で3位だった小野さんは、今年のBBO参戦に昨年以上の情熱を持ち、真剣に取り組んだ。今年の彼のエントリー番号がNo.001だったことを見れば、その気合いの入り方がわかるだろう。 カスタムを始めるにあたり、小野さんはこれまでの経験やアタマの中にストックしてきたイメージを全て白紙に戻し、車両制作に必要なさまざまなスキルを向上させた。そして排気量60cc以下のボトムリンク式フロントサスペンション車両のみで行われるビンテージレース/BOBLシリーズにも参戦している、デウスジャパンがカスタムした車両「FIREFLY (ファイヤーフライ ・会場に展示していた水色に赤いラインのカブ)」と対抗できるバイクで戻ってきた。 ベースとなったのは1961年式のスズキ・セルペット50。その車両を骨組みに近いミニマムな状態にしてからすべての作業が開始された。セルペットのプレス式フレームは軽量化とサビを落とすために塗装を全部削ぎ落し、叩き出しで制作したアルミ製のシートベースはリブを入れて補強。それをタン色のレザーで覆い、乗馬用の鞍のように縁をステッチし仕上げられている。そのシートは力強くて美しく、勝利を目指す小野さんそのもののようだ。 燃料タンクは、小野さんのガレージのバックヤードにストックしていたガラクタのなかから選び、それを切り、溶接して成型。オーバーホールしたとは言え、非力な2ストローク50ccエンジンのパワーを最大限に引き出すため、ゼッケンプレートはイングリッシュホイールを使って湾曲させ、空気抵抗を減らす工夫が施されている。しかもそのゼッケンプレートは、古い自動車用ナンバープレートがリサイクルされているのだ。そして、それらすべてのパーツを昭和という時代へのノスタルジーとスティームパンク的なイメージで統一し、レーシングマシンらしく必要最低限の部品点数で表現できれば、と構想しながら創り上げたのだという。 レースへ向けた新しいタイヤ1本4000円×2、タンクベース850円など彼は費用計算書も作成。そのなかで一番高かったものは、ベースとなっているセルペットの車両代 12500円というのだ。BBOのスローガンである「お金をかけずに情熱と愛情を持ち」「最小限で最大限を表現すること」「走行可能であること」「ブレーキがかかること」「己の工夫と果てることのない情熱で創り上げること」の全てを成し遂げたカスタムバイクなのである。 2位 中澤真 /ナカザワ マコト HONDA TL50 (CB50) 尊いホンダのエイプ系縦型エンジンを搭載するTL50(CB50)をベースとした車両。このエンジンは1970年代から日本で人気となり、ミニモトクロスからゴーカートまでさまざまなフィールドで使用されていた。 中澤さんは1911年モデルの Indian製ボードトラックレーサーをイメージし前後ホイールを21インチ化。さらに出来るだけホンダの純正部品を流用しながらフレームやタンクを設計。時には仲間の手を借りながらであったが、この美しいボディラインを作りだした事は想像を超えるものであった。 完璧なプロポーションを持つフレーム、ハブやリム、バーハンドルやサドル、そして美しいヴィンテージレッドに包まれたボディ。今大会のオープンクラスに多数エントリーしていたレンチ兄弟たちのなかで、中澤さんはパーツ点数以上にもっと大きなクリエイションを作り上げたのだ。そしてそれが審査員を魅了し、数え切れないほど磨かれたようなディテールによって2位を持って帰ったのだ。 3傳田 良/ デンダ リョウGB250エンジン レンチ兄弟たちの大半は、最高のカスタムバイクを夢見て、想像と希望に満ち満ちてカスタムに取り掛かるのではなかろうか。でも時が経つにつれ、車両分解の試練やなかなか解決しないディテール、パーツの山に頭を悩ませる。そして日々の生活の中でビルダー自身の大切な時間や資金が圧迫されていき、当初の楽しい計画とは裏腹に、挫折という文字がアタマをちらつく日々を過ごすのではないだろうか。 しかし傳田さんは違った。“Let’s Build your own bike(バイクを作ってみたい)” という気持ちから何年もかけてこの1台が生まれたと、彼自身が語ってくれた。 何事も恐れず、めげずに90%の情熱と10%の技術で生まれた、まさにフレッシュなバイクなのだ!ホンダGB250のエンジンに彼自身が鉄板から手作りしたオリジナルのデザインのモノコック風フレーム、リジッドのスイングアーム、デュアル燃料タンク、トラリスフレームとアクリルで製作されたシートフレーム&シート……乗りやすさは二の次という潔さに、我々審査員はみな思わず微笑んでしまったのだ。 無骨で創造的な冒険に向かって、ルールに捕われず己の道を突き進んだ傳田さん。かっこいいじゃないか! ピープルズチョイス プロ部門250cc 以上 ミナミ モーターサイクル 平安山 健ニ/ ヘイアンザン ケンジ 2クラスに別れたプロ部門は、BBO 会場に集まったみなさんの投票/ピープルズチョイスで順位が決まった。そして「プロ部門250cc以下」クラスでその頂点に選ばれたのは ミナミモーターサイクルの「ホンダGL500」だ。今ここに、バイク界のあらたなシンデレラストーリーが生まれた。 1980年代にマニアックなファンから支持を得ていた「ホンダGL500」。そのマシンが最近、世界中のカスタムシーンで人気を博しているようだ。 ホンダGLシリーズには、同じく縦置きV型2気筒エンジンを搭載するCXシリーズがあり、その素朴な兄弟シリーズはバイク界にひっそりとしていた存在。そんな兄弟を平安山さんが見つけて、カスタムする事を決意。そして彼のハードワークによって、愛らしいV-Twinカフェレーサーが誕生した。 そのマシンはヤマハ製のタンクやマルゾッキ製のリアショック、そしてハイトの高いビンテージタイヤなどによって構成され、それはまるで蛹(サナギ)が蝶々になったかのような変貌を見事に成し遂げたのだ。彼に見つけられカスタムされていなかったら、このホンダGL500はまだ蛹(サナギ)のままだったかもしれない。そんな車両が、来場した1500人の群衆よって見事に選ばれたなんて、なんて素晴しい物語なのだ。 ピープルズチョイス プロ部門250cc 以下 マメ・デザイン株式会社 立之建 / リツノケン 2クラスに別れたプロ部門は、BBO 会場に集まったみなさんの投票/ピープルズチョイスで順位が決まった。そして「プロ部門250cc以上」クラスでその頂点に選ばれたのは、マメ・デザインのオリジナルマシンだ。 「オリジナル」とは面白い言葉だが、その意味を本当に表現するために使われるのは非常に希である。しかし、このマメ・デザインの車両を表現するのには、相応しい言葉はそれしか見つからない。デザインプロポーションは1913年モデルのハーレーダビッドソンから影響を受けたが、そこへたどり着くまでの道のりは容易くなかったという。アメリカから輸入した農業用エンジンは後ろ向きに車体にセットし、スプリンガーフォークは自転車からの流用。マウンテンバイク用ブレーキや発電機と同じエンジン始動紐は来場者を驚かせ、ハンドメイドのオリジナルフレームやステンレスタンクはこのマシンをより魅力的にした。またエアクリーナーボックスを持たないオープンキャブレターは吸気音がけたたましく、細いワインディングロードを走るときなどには野生動物に走行を知らせるベルのような役割も果たすだろう。 この最高レベルのカスタムバイクを、皆好きにならずにはいられないだろう。実際、この車両が完成したとき立之さんは、自分が作ったバイクを気に入りすぎてしまった。そして異なるエンジンと車体カラーを与えた3台を追加で製作。自社の社用車として利用しているという。